ゼロからの会話戦略講座

Today's topic 会話がイージーになる
魔法のエクササイズ


どうも、永田です。

前回の講座はご覧いただけたでしょうか?

 

会話戦略4:会話がうまくいかない原因
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  • コミュ障に欠けている”視点”とは?
  • ”嫌いな先生”:コミュ下手との共通項
  • 全然違う!?強者の【会話定義】
  • 会話でアワアワする真の理由は…
  • 上級者へのパラダイムシフト

   etc…

 

本日は会話戦略の最終回になります。

長くなりますが、よろしくおねがいします!

 

前回の講座では

会話前の信頼関係が全て

とお伝えしましたね。

そして、この「信頼獲得」は感覚的にある程度、知っているし、あなたもやるでしょう。

とくに、初対面の挨拶、気配り(親切行動)

これは偽善でも何でもなく、ぼくもします。

 

だから当然なのですが、問題はその後。

問題は、親切行動が「持続」しないこと。

持続さえしていれば何でもいいんですけど、持続しないんですよね…

 

会話力がネックとなって(そう思い込んで)、日に日に疎遠になってしまう。

気づいたら距離ができている。

集団の中で徐々に「孤立」していくパターン。

 

じゃあ、やっぱり会話力かよ‥!

と思いがちなのですが、ぼくは違うと考えます。

やはり「信頼構築」なのです。

「や、だからそれができないんだけど‥」と思うかもですが、見落としている点があります。

 

信頼構築の「頻度」。

 

ひ・ん・ど。

コミュ障は「親切行動」が「不足」している

会話のせいじゃなくて、親切が足りてない。

こう言いたいですね。

 

そして、恐ろしいことは「風化」

人の親切なんですぐに忘れますから、信頼を注ぎ続ける必要があるのです。

 

相手の中の重要ポジションをゲットしましょう。

こうなれば会話はカンタンで、なぜなら、あなたは「感じのいい人」ですから。笑

印象が消えてなくなる前にやりとげましょう。

 

 

以上をふまえて。

ここで「例のエクササイズ」の登場!

僕はこれでコミュニケーションの本質を知った、と言ってもいいくらいヒットしたのですが…

 

 

“1日3回、他人から
感謝をもらうエクササイズ”。

 

いいですか?

感謝を「する」ではなく、感謝を「もらう」。

自分から相手に「何か」をして「感謝」をもらうという課題です。

能動的に「対価(感謝)」をもらいにいきます。

この意味がわかるでしょうか?

 

さらにいうと、「1日1回」ではありません。

1日1善ならみなやってますが、1日3回

1回でも難しいのに、それを3回です(1日3善)。

これは相当構えてないと、できません。

 

たとえば、仕事中。

同僚や上司が困っていないか?

たとえば、帰宅中。

運転しながら他の車に道を譲れないか?

そのほかにも、

出入り口でドアをもったり。
掃除の人や警備員に挨拶したり。
同僚や部下に声かけしてみたり。

習慣になっていないとできないもんなんです。

(最初は恥ずかしかった)

 

大したことはしていません。

でも、ちょっとしたことで相手に喜ばれます。

「ありがとう」がなくても、内心喜んでいます。

 

「さりげない親切」は訓練が必要です。

「挨拶しても無視されるかも」
「余計なおせっかいかも」
「もしかしたら必要ないのでは?」

などの疑問が生じるものですが、できる人にとっては当然なのです。

1ヶ月もすれば、この領域にたどり着けます

 

たとえば、「ジェントルメン」の文化

日本人にも、このマインドセットで生きている人はいて、彼らは例外なくコミュ力が高い

あなたの身近にもいるはずです。

ほんとうの意味で人間ができていている人が。

彼らはモテるでしょう。

 

そう、人間として魅力的なのです。

この状態なら、会話なんてカンタンですよね?

みなから好かれている状態なので。

 

そして、エクササイズはこのマインドセットを手に入れる訓練法なのです。

どうでしょうか?

凄みは伝わったでしょうか?

1日3回、感謝をもらえるようになれば、世界が変わります

 

実践した人たちは、震えていました。

こんな世界があるんだ、と。
当たり前の徹底でこんなに変わるんだ、と。

(1日3回もらうのは最初、ほんと大変です)

 

感謝をもらう行為で何がわかるのか?

コミュ障克服は「ここ」をおさえるべきです。

ただ「会話の方法」「雑談テクニック」を追いかけていたら、確信がもてないまま歳をとるだけ

ノウハウコレクターになってしまいます。

 

話を戻します。

ここまでは“本質”を理解してもらうためだったのですが、つまり…

 

 

コミュニケーション
とは価値交換

 

図式的にかくと、あのエクササイズは

自分 →【親切】→ 相手
自分 ←【感謝】← 相手

となり、確かに「やりとり」がわかるはずです。

(注:商売は「モノ」「お金」の”具体”的価値交換ですが、コミュニケーションは「感謝」などの”抽象”的価値交換)

 

そして、「言葉」を交換すれば、

【挨拶】⇄【挨拶】、
【話しかける】⇄【返事】

となり、(会話は)価値交換です。

だから、いやな奴とは口も聞きたくない、
相手からの価値を受けとりたくない、と。

逆に、好きな相手なら、どんな言葉(価値)でも喜んで受けとりたいですよね?

 

だから、価値交換の体験が必要不可欠。

「話し方講座」では学べないことでしょう

このエクササイズを強く推奨します。

(注:最初は「言葉」より「親切行動」がオススメ)

 

そして、最後に。

人間関係の本質がみえてきます。

価値交換はメリットを受け取るためですが、

(自覚がなくても、潜在的には求めています)

お互いにメリットがあれば、コミュニケーションが成立・持続します。

 

問題は利益が”ぶつかる”時

ここで自分優先だと、WIN-LOSE。
逆に、我慢して相手優先なら、LOSE-WIN。

そうではなく、

 

豊かな人間関係は
WIN-WIN。

 

「相手のため」であり「自分のため」でもある。

だから、関係が続きます

逆に、なぜ関係が終わるのか?

メリットがなくなった結果(LOSE-LOSE)です。

 

ちなみに、コミュ障は逆パターンは多い。

たとえば、イエスマン(LOSE-WIN)

「いい人」の行きつく先は「疲弊」です。

 

逆に、口下手はWIN-LOSE

どういうことか?

苦手なので「ちゃんと喋る」意識が強いですが、無難な会話は相手を疲れさせます

(じわじわとエネルギーを奪っています)

 

だから、WIN-WINでないと、うまくいきません

どちらかが疲れてしまうから。

 

逆に、WIN-WINなら、全てうまくいく

だって、「話したいコト」=「相手が聞きたいコト」だったら、会話が上手くいくしかない。

(口下手でもコミュ力が高い人はこうです)

だから、WIN-WINの会話は自由ですよね?

 

これが本来のコミュニケーションでしょう。

人間は一人で生きられませんから。
だれとも関わらずには生きられません。

そうではなく、

 

「ヒトは関係性を生きている」

 

のだから。

 

 

 

 

以上になります。

エクササイズ、実践してみてくださいね。

やらないとほとんど意味がないですから。

 

なんなら、今からでもね

家族にちゃんと「ありがとう」と言ってみる。

友達のLINEに返信するとか、でも。

 

では、【ゼロからの会話戦略講座】はお終い。

今回の講座が、あなたの人生に少しでも役立てば嬉しい限りです。

ありがとうございました!

永田耕平

 

 

【追伸】

これまで「会話戦略」ということで、”全体像”についてお話してきました。

お待たせしました(笑)、明日はいよいよ

「会話テクニック(話題選択)」

についてお伝えします。

 

『正しい話題の選び方』
話しやすくかつ仕入れやすい万能話題~

 

というテーマで話しているので、かなりおもしろい話になっているはずです。

ネタ選びに困らず&ネタがどんどん溜まっていくとしたら…

どうなると思いますか?

…ぜひお楽しみに!

 

ではでは。


■バックナンバー


【 Writer: 永田耕平 】

コミュ障の生態に精通し、10代〜40代の男女を中心に、職場や学校におけるコミュニケーションの改善を支援。

会話術・処世術をこえる「人間関係構築論」を駆使し、アドバイスを行っている。科学研究でつちかったロジカルな分析を得意とする。

無口に特化したコンテンツも発信しており、超キホン的な悩みにも寄りそえるバックグラウンドを持ちあわせる。

>>>永田耕平プロフィールはこちら<<<